スナップ 写真

写真技術上達法

〜鵜飼 秀広の特別レッスン〜

スナップ 写真

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スナップ写真



スナップ写真は、旅行の記念写真、祭り、結婚式、子供の成長記録、ファミリー写真
家での行事、観光地や公園の寸景等々も含まれ、題材は非常に豊富です。

写真には、決定的瞬間がありますが、その瞬間を捉えるのがスナップ写真の醍醐味でもあり
ジャンル別にも決定的瞬間がありますし、その瞬間の手ごたえは
言葉では表せない感動や爽快感があります。
スナップ写真には、演出と非演出写真がありますが、どちらもイメージと
アイディア が大変重要になってきます。 
特に演出写真で気を付けたいのは、
過剰な演出は嫌味になりやすいと言うことです。
非演出写真は、写真的に良い場所を見つけておいて、カメラをセッティングして
イメージの光景になるのを待って撮る方法もあります。

この方法は忍耐がいりますが失敗も少ないように思います。 
歩いていて、これだ!と思い、決定的瞬間が撮れた時の喜びは非常に大きいですが
シャッターチャンスを逃がすことも非常に多いと思います。

スナップ写真に限らず、良い写真を撮るには、とにかく多くの撮影をすることです。
良い作品を作るには、銀塩ならフィルムの消費量に比例し、デジカメならシャッター を押す量に
比例してきます。 
しかしむやみにシャッターを切るのではなく、ここぞと思う時には角度やレンズを変えたりと
色々と考えながらしつこく狙うことも大切になってきます。

スナップ撮影は一般的に、28.35ミリと言った広角レンズが標準レンズと言われています。
情景を意識して、被写体を捉えようとした時の人間の目の画角は、62度で35ミリレンズとほぼ同じです。
それが、標準レンズと言われるひとつの理由にも思います。

そして35ミリ以下のレンズは(*1)被写界深度が深いのと、手ブレもしにくい為に
よほど近景を狙わなければピントをあまり気にしなくていいので、シャッターチャンスにも強いと言えます。
そして28ミリ以下ともなれば、さらに被写界深度は深くなり画角も広がります。


広角レンズの注意
広角レンズは一歩踏み込んで使うことが使用するコツと言われますが
ファインダーの中で被写体に集中すると、被写体が実際には小さくしか写ってなくても
実際より大きく写っていると、錯覚して作画することは珍しくありません。
撮影後に主要被写体の小ささに驚くことも多々あります。
その為にも思い切って近づくことは必要です。 

また、近景を強調して広角レンズ特有の遠近感を生かすことで
広角レンズが作る迫力ある画像に結びつくことも 覚えておくと、ジャンルを問わず写真全般に応用できます。

また、見た目を重視するもであれば、85ミリ前後の焦点距離が有効です。
遠近感も普通に見た感じで作画できるので、自然な描写が期待できます。

そして、200〜300ミリ以上の望遠スナップでは、群集の中から興味のある被写体を
切り取ったり、自分があまり動くことの出来ない場所からの撮影に便利です。
そして望遠になればなるほど被写体にも気づかれにくいので、自然な表情も捉えやすいです。
ここで注意したいことは、望遠になるほど被写界深度も極端に浅くなるので
ピント合わせとブレには気を付けたいです。 素晴らしい写真でもピンボケだったり
ブレ写真だったりしては、作品としての評価は無くなってしまいます。

望遠撮影の場合、人物が場面を占める割合が大きくなるケースも多く、表情まで シッカリ写るので
主役が強調されます。
その為、背景のボケ等の処理をどう扱うかを気を使い考えなくてはならないのです。

スナップ写真は偶然に傑作が撮れて、ハマってしまった方も沢山おいでになると 聞きます。
誰もが気軽に撮れる割には、難しく、奥が深いだけに、上手く撮れた時の喜びも大きいようです。

スナップ撮影でどうしても気を付けなければならないことは、演出撮影でも知人を
使わなければ殆どは知らない人たちを無断での撮影となることです。 
撮られることを嫌がる方も多くいます。 

カメラを向けて嫌な顔をされたときなどは、トラブルになる前に撮影の中止をお勧めします。
もし何か言われたりすることがありましたら、素直に謝ることも大切です。
(*1被写界深度=ピントの合う範囲のことです。)
このページでは、鵜飼 秀広が語るオリジナル写真術についての紹介をしています。
それに従い、無断転載・引用を禁じます。
 
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